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 掃除をしていて手紙が出てきました・・・

 掃除していたら、平成8年ごろの手紙が出てきました。
 新年早々、涙してしまいました。以前子供さんのことで、相談に乗ったことがある人からの手紙でした。
 開業前の昭和61年に勤めていた病院でのことで、1歳の子供でひどい熱性ケイレンを起こし、多めに抗ケイレン薬を飲んで、その母親が、子供がしゃべらないと相談してきました。そのあと2ヶ月したらしゃべるようになっていました。それから10年後は私はすでに開業しております。平成8年の年末に診療所へ手紙を送ってきました。実はその人(母)がうつ病になってしまい、救いの手を求めて手紙をくれていたのです。子供の相談に乗ってあげたことがよほどよかったのか、できるだけ力になってあげないと思い、その手紙に目を通しました。よく読んでみると「心の病」はわかりましが、重症のうつ状態でした。その人が住んでいる近くに、知り合いの信頼できる精神科の先生がおられましたので、そこを紹介しました。結論からいうと受診後2週間後に自殺してしまいました。こうなるまでに、もっと何かしてあげることがなかったかなと涙してしまいました。うつ病になってから2年になり、離婚もされていたと聞きました。せっかく信頼して連絡してくれたのに、役に立たずでした。つい2年前にも35歳の男性が仕事で行き詰って、来られています。なかなか仕事に身が入らない、不眠、不安など出現してきたため、心療内科に紹介した日に首を吊られてしまいました。なんとかしてあげたいのですが、なかなか思うようにいきません。いつも自分の無能力さに落ち込んでしまいます。
 今年はもっと患者さんの期待に恥じないように頑張りたいと思います!

 愛犬が亡くなりました。12才でした。

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 我が家のヨークシャテリアのクーちゃんが11月17日になくなりました。12才でした。11月18日が誕生日でしたが、前日でなくなってしまいました。
 なかなか意思をもったクーちゃんでした。腹が立つとあちこちでオシッコをして、訴えてきます。ちょっと美味しいものを食べていたら直ぐに近寄ってきて、吠えて食材を要求してきます。知らん顔すると、あちこちでオシッコをしてからまた吠えて要求してきます。しかたなく分けてやると、おとなしくなりハウスに入って横になっていました。
 家族の誰かが帰ってくると、必ず挨拶?で吠えて迎えてくれます。ここ1年はよく寝てばかり、半年前からはくるくる回って顔をよくぶつけていました。ときどきケイレンし、意識がなくなることがありました。ここだけの話ですが、内のクーちゃんより小さいヨークシャテリアをみたことがほとんどありませんでした。我が子犬は手のひらに乗ってましたよ。
 写真は元気なときのものです。頭にリボンを付けている写真(ファイル450をクリック)を見て京都まで買いに行きました!

父の目前「助けなきゃ」 踏切内、女性はねられ死亡 JR横浜線

 横浜市緑区中山町のJR横浜線で1日昼前に起きた踏切事故で、神奈川県警緑署は、男性(74)を助けようとして列車にはねられ、亡くなった女性は、同区台村町の村田奈津恵さん(40)と発表した。男性は鎖骨が折れるなどの重傷を負ったが、命に別条はないという。(朝日新聞より)

 同署などによると、男性が下り線の線路上に横たわったまま踏切の遮断機が降下。踏切待ちの車の列の先頭にいた村田さんは車を降り、「ひかれちゃう」と言いながら踏切内に入った。

 父親の村田恵弘(しげひろ)さん(67)によると、奈津恵さんは恵弘さんの運転する車の助手席にいた。踏切内の男性を見て「助けなきゃ」と話し、「ダメだよ、やめろ」と制する恵弘さんを振り切って車を降りた。踏切に入り、線路上で腹ばいになっていた男性のもとにしゃがみ込んで動かそうとしたという。

 恵弘さんは「困っている人を放っておけない子だった。助かった男性には長生きしてほしい」と目頭を拭った。

 奈津恵さんは両親と3人暮らし。4、5年前から恵弘さんが営む不動産会社を手伝っていた。この日も、2人で外回りを終え、会社に戻る途中だった。

 会社の男性スタッフは、奈津恵さんについて「温厚でやさしい人柄」と語った。商店街で道に迷った高齢者や酒に酔った人を介抱し、名前や住所を聞いて家族に連絡することもあったという。

 JR東日本横浜支社によると、運転手は踏切の手前約200メートルで奈津恵さんらに気づき、非常ブレーキをかけたが、間に合わなかったという。

 亡くなられた奈津恵さんは、お父さんの仕事を手伝っておられ、娘として暮らしていたと思います。一番つらいのは目の前で電車に引かれた現場に一緒にいたオヤジさんだと思います。電車は警笛をなんども鳴らしていたと思います。それでも助けなきゃと奈津恵さんは頑張った思います。電車の接近に5秒早く気がついておれば、この悲劇は起こっていません。老人が線路に倒れていたのはもっと前からだと思います。一緒に踏み切りを歩いている人がちょっと助けるだけでも、この大惨事は防げたと思います。私は、近場にいながら知らん顔している人が情けないと思います。でも現実がこれなんです。複雑な気持ちになってしまいます。

 ぷらっときすみのそばは美味かったが・・・

 今日は虫の居所が悪いまま(2回も捕まって・・)、ぷらっときすみのそば屋でおそばを食べていました。
 すると小学生が下校途中で、5・6人でそば屋さんに熱中症予防のためか、お水をもらいに入って来ました。昼のお客があるのに水をくれくれとスタッフにいう小学生、冷房しているのにドアを開けっ放しにしている小学生、ぺちゃくちゃおしゃべりして煩い小学生、またボランティのおじさんやおばさんが下校に付き添っていましたが、ベンチに座っているだけで小学生がどうしているのか無関心で、出てくるの待っているようでした。
 ここで、私が「ドアを閉めてくれませんか?せっかく冷房してるので」と、控えめにいいました。「これは完全に小学生による営業妨害ですね!」とお店の人にいいましたが、私の意をくみ取ってくれた人はいません。いっぱい大人がいながら、子供に声をかけたのは、店員の女性と私だけ、あとの人は知らん顔でした。
 子供が常識がないのは、大人が子供に無関心で、子供には責任ないと思います。
 今度、同じようなことがあれば、小学校に電話したいと思います。どこかで、手抜きされていますというてやりますが・・・

 いじめの実態がわかってきました!

 公表されたアンケート結果は、男子生徒が自殺した昨年10月の1回目と、同年11月に実施した2回目の両方。1回目には「(体育大会で)はちまきで首を絞められているのを見た」「死んだハチを食べさせていた」などの証言があり、 毎日のように殴られ、紙やカエルを食べさせられたり、万引きをさせられたり…と胸の痛むような生徒たちの告白。ほかにも「脅して銀行の口座番号を教えさせ、お金を取っていた」「亡くなった時『やっと死におった』と言った」と具体的な内容が記されているほか、生徒が亡くなる前日、加害生徒に「僕、死にます」と連絡していたとの記述も複数あった。

 いじめた三人組は「傷害致死罪」に匹敵すると思われます。

 私はこれだけの事実があって、だれも救えなかったというのが本当に悲しいと思います。学校の先生、親、生徒たち、県警・・・。

 これが、現実なのでしょうか???
 

 女子中学生の自転車と衝突しそうでした!

 往診から帰って来るとき、女子中学生の下校途中の自転車とぶつかりそうになりました。
 交差点の手前まで友達と話をしていたようで、バイバイしてからすぐに交差点に突っ込んできました。
 私は女子中学生には自動車が交差点に差し掛かっているのを、認識してないと思い、いつでも急ブレーキを踏める状態で交差点に進入しました。案の定、突っ込んできたため、急ハンドル、ちょっとブレーキで危険を回避しました。これだけの話なら日記に書くほどではありません。
 そのあと次の交差点で私が信号待ちをしていたら、横を通りかかりました。「さっき自動車がきてるのわからなかったんか?」と尋ねると「そんなの知りません」としらを切られました。自分が危険をさらしておきながら、しらを切られて私は唖然としてしまいました。
 4時の外来が始まる前でしたので、某中学に苦情の電話を入れました。「丸顔のメガネの女子中学生でした。自分から危険な状況を作っておきながら、しらを切り、立ち去っています。自転車通学の生徒の中にはこんなひどいのがおります」というてやりました!

 バスのバッテリーがあがってしまった!

 2週間ほど運転していませんでした。1週間に1回はエンジンをかけ動かしておりました。運転の練習も兼ねてしていましたが、先週の土日は、いろいろあって動かしていません。また大雨もありコンディションは悪かったと思います。でもバッテリーは2年前に変えています。あがるのが早すぎると思います。明日神戸日野自動車に行って文句をいってやりたいと思います。4月に車検を受けたばかりです。

 ある開業医Aさんが病んで、統合失調に!

 先日ゴルフにいきました。親の後を継いで10年は開業しているAくんと一緒にいきました。彼は後輩になります。
 弟にクリニックを乗っ取られるというてましたので、ゆっくり話を聞いてあげていました。(ホテルで夜中4時まで・・・)
 翌日ゴルフを楽しみました。でも、何かしっくりきませんでした。風呂から上がって、通帳を盗まれたと私にいうてきました。だんだん話が支離滅裂になってきたので、ゴルフ場で解散するはずでしたが、こんな状況で車を運転したら事故を起こすと思い、自宅まで運転して連れて帰りました。それから1時間おきに電話がかかってきて、「先輩が通帳を取ったのを知っています。見てました!返してください!」「薬の支払い、スタッフの給料が払えなくなるので、早く返してください」といわれてしまいました。
 もう私も話を合わせていましたが、「話ができる人と電話を代わってくれ!」夜12時半、寝ている奥さんを起こしてもらい事情を説明しました。そして「早く精神科に連れて行き、入院させてやってください」頼みました。
 今のままでは、外来は無理です。復帰できるかわかりません。とてもかわいそうな話です!

 12年間往診していたと人にお別れをしました。

 Fさん(女性)86才で今朝5;10に亡くなられました。

 平成12年にK病院から尿バルーンを留置されたまま退院し、歩けず、74才ですでに寝たきりになっておりました。

 直ぐに往診に行き、バルーンカテーテルを抜き、オムツにして歩行訓練を開始しました。思うように力が出てきませんので、マッサージを頼んだところ、筋力が回復し少し歩行可能となりました。

 約一年後、ダンボールにつまずき、左大腿骨頚部骨折をやってしまい、また寝たきりに逆戻りになりました。O病院の整形外科に入院し、左大腿骨骨頭置換術をしてもらい、また歩くことができるようになりましたが、5年以内には寝たきりになってしまいました。

 今年になって、トコヅレができ、全身状態は悪化し、本日人生の終止符を打たれました。

 ご冥福を祈ります。お疲れさま、天国でゆっくりお休みください。

 JR脱線事故の前社長の業務上過失致死傷罪を問えない!?

 「平成17年4月に起きたJR福知山線脱線事故で、現場を急カーブにしたのに事故防止のための自動列車停止装置(ATS)設置を怠ったとして、業務上過失致死傷罪に問われたJR西日本前社長、山崎正夫被告(68)の第24回公判が9日、神戸地裁(岡田信裁判長)で開かれた。被害者参加制度に基づく遺族による初の被告人質問が行われ、山崎被告は「ATSが設置されていれば事故は防げた。悔やんでも悔やみきれない」と改めて謝罪。一方で、事故現場のカーブが危険との認識は否定した」と報道されている。
 遺族にしてみれば、死刑にしたいくらいに悪い人と思っているに違いない。しかし、企業の責任を個人の業務上過失致死傷にするには、かなり無理があります。
  以前、JALで着陸寸前で、逆噴射させたパイロットがいましたよね!
機長は業務上過失致死罪により逮捕となっています。ところが、精神鑑定により統合失調症と診断され、心神喪失の状態にあったとして検察により不起訴処分となっている。
 個人の責任を問う場合は、こんなときしか無理なような気がします。
 JRの運転手がもし生きていたら同じ状態(業務上過失致死罪、心身喪失で無罪かな?)になっていると思います。
 なかなか司法の判断は、遺族には厳しい状況は変わりません!!