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 ニセ医者にしておくのはもったいない!!

 少し前に、ニセ医者がいろいろ講演活動などをしていて問題になりましたね!私の独断と偏見で解説したいと思います。 

 「医師免許を持たない神戸市西区の男性(55)が医学博士や医師と偽り、約10年間にわたって講演活動やラジオ出演をしていた問題は、男性が依頼を受けて講演していた兵庫県三木市に講演料109万円を返還し、「もう講演活動はしない」と反省の弁を述べて一応の終息をみた。だが、男性のことを信じて講演会に足を運び、出演するラジオに耳を傾けていた市民や関係者の間では、怒りと落胆が今も収まらないままだ。一方、この問題の発覚後、男性の過去を知る人物からは、20年以上前に“工学博士”として活動していたという驚きの証言も寄せられた」・・・・と報道されていました。

 この詐欺師は専門用語駆使し、話に説得力がありました。もともと講演会で知人の医師の代 役を務めたのがきっかけで、その後も講演の依頼があり、知人の経歴を利用しながら講演活動を続けた。スーツ姿の男性は眼鏡の奥の目を細めて大きくうなずくと、関西弁に時折、標準語が混じる独特の語り口で、健康や医療をテーマに講演し人気があったらしい。
 このときは自分が医師であることは明言しなかったが、「病院で血圧の薬を出すやん。今、流行しているのがノルバスクという薬」「久しぶりに風邪薬を買ったが、成分をどうしても見てしまう。硫酸アミドなんて30年前なら劇薬やで」などと、専門用語を交えて医療知識が豊富であることをちらつかせ、話に説得力を持たせていた。
 地方ラジオ局で番組を持っていたくらいにたいした人と思います。医師免許を持たないとはいえ、話がすごく上手だったわけです。
 過去の経歴はともかく、医療評論家で再出発してほしいと思うのはわたしだけでしょうか?