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 ホームランは55本以上はありえない!?

 現在バレンティン選手(ヤクルト)がホームラン記録に向かって邁進しています。王貞治さん(巨人;1964)に55本が日本記録になっています。バースさん(阪神;1985)に54本ホームランを打っていますが、54本からは他球団の各投手は4球でほとんど打たせてくれていません。ケツの穴の小さい選手ばかりですね。
 しかし、今年はおもしろいんです。バレンティン選手(ヤクルト)は遥か60本を超えるペースでホームランを量産しています。残り試合がまだまだ残っているため敬遠ばかりできない状況です。まだ優勝もきまっていないのに、一個人のタイトル(日本記録)のために勝敗まで無駄にすることはしないと思います。
 昨日の試合(対DeNA戦)、先発の吉川投手は2回4球をだしています。逃げているのではなく、くさい球で攻めており、バレンティン選手の選球眼が勝って2打席4球となっています。3打席目も4球ではプライドが許さないと思い、低めでいい球でしたがHRを打たれてしまい、52本になりました。1打席目4球、2打席目4球、3打席目HR(吉川投手)、4打席目3振、5打席目遊ゴロと選球眼がよく、出塁率は本日は6割!

 ホームランがよく出るようになったのには2つの理由があります。
 原因1)は、ボールがよく飛ぶようになっています。バレンティン選手なら大きめの外野フライならホームランになります。
 原因2)は、バレンティン選手が去年のホームラン狙いの大振りスイングからコンパクトスイングに変更しています。ボールが飛ぶから、大振りしなくてヒット狙いでホームランになるからです。去年と違うのは、スイングがコンパクトなのでボールをよく引き付けて打っているので、ボール球に手を出さず、ストライク球を待って打つようになり、よけいに打率、ホームランもアップしているというわけです。
 王さんの記録も大事ですが、記録は破られるものです。バレンティン選手が60本以上打って破ってほしいものです。
 NLB(日本プロ野球)の選手は勘違いしています。今の野球は日本のものではありません。世界のものです。なぜなら、本場MLB(大リーグ)よりもNLBの方が強く、WBCで日本が2回も優勝しています。日本人の記録を残すなどセコイことをいわず、どんどん挑戦してもらってこそ、真剣勝負のフェアースポーツと思います。だからこそ感動し、おもしろいと思います。ついでにもっと審判も正確なジャッジをしてほしいですね!!