記事一覧

 「辛坊治郎さん!」 よく辛抱したね!

 辛坊さんから21日早朝、事務所に衛星電話で連絡が「右舷から浸水あり。船体放棄しかない」という、切羽詰まった内容だった。
 事務所スタッフが「船体放棄は最後の手段。まずは排水してください」と指示。その後会話は途切れ、受話器越しに辛坊氏の「排水がポンプでいけるかもしれない」と話す声が聞こえてきたという。
 しかし、約25分後の午前8時1分、再び辛坊氏から「船体を放棄しました。2人は大丈夫」と、救命ボートに乗り移ったとの連絡が入った。
 第2管区海上保安本部(塩釜)によると、現場は宮城・金華山の南東約1200キロ付近。通報を受け現場に向かった海上保安庁の航空機が午前11時44分、ボートの2人を確認した。
 その後、海上自衛隊が救難飛行艇を派遣。午後2時ごろから約1時間上空にとどまったが、波が高いため着水できず、燃料切れで引き返した。海自はあらためて、同じ型の飛行艇を派遣。午後6時15分ごろ2人を無事救出した。現場は雨が降り、救助時の波の高さは3~4メートル、風速16~18メートルだった。
 今まで遭難者の報道をしていて、税金の無駄遣いとボヤいていた張本人です。遭難した人の気持ちがようわかっていいとおもいます。ただ他の遭難者と違うのが、海上保安庁に多大の迷惑、国民の税金を使ってしまったことに対して反省の弁を言われていました。これをいい機会にもっと社会に辛坊さんしかできないことをしてほしいものですね!